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オミクロン株について
2022.01.15
現在(1月15日時点)、北海道で新型コロナウイルスが再流行してきており、大部分をオミクロン株が占めるようになってきています。感染力が非常に強いので、今後さらに増加していくと考えられ、感冒症状の際は、新型コロナウイルスとの鑑別や検査が非常に重要と考えられます。

現時点でのオミクロン株についてわかっていることですが、
 
 ①感染力が非常に高い(デルタ株の約3倍と言われています)
 ②潜伏期間が3日間前後と短い
 ③発熱や咳、鼻汁などの感冒症状が多く、症状からはわからない。
   味覚障害や臭覚障害がかなり少ない。
 ④重症化する確率は低い。しかしインフルエンザウイルスよりは高いと考えられる。(デルタ株より入院が1/3、死亡率は1/10と英国より報告。
 東京都では重症化率はデルタ株0.66%、オミクロン株は0.15%と推測)
  ワクチン未接種、高齢者、基礎疾患のある方は、重症化することがあると考えられています。

 ⑤予防接種の効果について 2回接種では重症化予防には効果あるが、発症予防効果は低い。3回接種で、発症予防効果は75%、重症化予防にもなる。

幸いなことに、同様の症状をきたすインフルエンザウイルスはほとんど認められません。
したがって感冒症状の際には、インフルエンザよりもコロナウイルス検査が必要になってくることが多いと考えられます。当院では、入口から完全に隔離した別室で検査を施行しております。
また、コロナワクチン3回目接種は重症化予防、発症予防、感染拡散の防止の点からも接種した方が良いと考えられます。
デルタ株と異なり、重症度が低く、感染力が高いので、入院を要しない軽症の方が増えて、自宅療養の患者さんが増えてくると予想されます。
当院では、自宅療養の方の電話診療にも対応しております。

ご心配な点やご不明な点がありましたら、遠慮なくご相談下さい。